【緊急事態宣言】保育園休園・自粛要請で返金される?認可と認証・認可外で違うの? | Seaside House

子育て

こんにちは、KAORUです!

新型コロナの影響が長引き、とうとう保育園も休園や自粛要請といった自治体がほとんどという事態に追い込まれてしまいました。

保育園に通っているということは両親共働き世帯なわけで。

子どもを預かってもらえないとなると、仕事をお休みするしかないわけで。
それでも給料保証されている大手なんかはよいでしょうが、そうではない会社がほとんどだと思われます。

そこで気になるのは保育園料は返金されるの?ということ。

ということで今回は『と題しまして、という疑問について、みなさんの実態を調査してみました。

それではいってみましょう!

※この記事は主に東京都について取り上げています。
※ここに載せている情報は2020年4月10日現在の情報です。

まず、東京都の方針としては、

仕事を休んで家にいることが可能な保護者は、当園を控えるようお願いする。
→あくまでお願いベース

●必要な方への保育は提供するよう保育所に要請する。
→どうしても必要な方のみ預かるように。

と、強制力はないものの、都民に登園自粛の協力を強く呼びかける方針となっています。

各市町村はこれを受けてそれぞれの方針を決めて行きます。

 

このように自治体の対応も様々。

「原則休園」だけど、医療従事者や社会的に必須の職業の世帯のみOKだったり「自粛要請」だけど、意味としてはほぼ強制だったり、表現の仕方も様々。

親の気持ちとしては、

もちろん子供の命が1番大事。

●でも欠勤したら給料が減って、生活が苦しくなる。

板挟み状態ではありますよね。

ですが貯金を切り崩してでも今は命を最優先すべきだとほとんどの人が思っているので、生活は苦しくなるけど仕事を休みにしてもらって家庭保育を実施するようになってきています。

ですが休んだ期間の保育料は返金されるのでしょうか?

「仕事休んで給料カットされるのに、保育料は全額支払う」では、いくらなんでもやってられません。

今回のような「休園」「自粛要請」は、園や自治体側都合のお休みですから、保育料は返金されるとしている自治体が多いようです。

ただし、「認可」なのか「認証」なのか「認可外」なのかで対応がだいぶ違うようですね。

認可保育園は日割りで返金が多い

例えば杉並区の認可保育園の場合、

登園自粛期間中における保育の利用日数に合わせて、3月分・4月分の月額保育料を、減額又は免除します。(延長保育料は、減額又は免除の対象外です。)
口座振替をご利用の場合、3月31日に3月分保育料を引き落としておりますが、減額又は免除の対象となられた方へは、令和2年度保育料への充当又は登録口座への還付の対応を行います。

杉並区

と、緊急事態宣言がされる以前の3月から、返金制度については決定されていたようです。

Twitterの声をみてみましょう。

このように「休園」ではなく「自粛要請」でも、「休んだ期間分の保育料は日割りで返金する」としている自治体が多いですね。

認証保育園の場合

認可保育園が、個人ー自治体の契約であるのに対し、認証保育園は、個人ー保育園の契約であるため、同じ市区町村内の保育園でも認可保育園とは返金対応にバラつきがあるようです。

新宿区議会議員の方のTwitterによれば、

「都が認証事業者に対して行う、利用者に対して返金した分の保育料の補助」

東京都が準備しているという状況のようです。

認証保育園が利用者に対して返金したら、その分を東京都が補助する措置を準備しているところということですね。

これがなされなければ、認証保育園に通わせている保護者の方々は、子供の命のために登園自粛させると、仕事ができず収入が減るばかりでなく、利用していないのに保育園の枠を確保しておくためだけに保育料を支払わなければならず、とても厳しい状況となります。

一方、認証保育園でもすでに日割り返金対応を決めた園もあるようです!

↓こちらの都議会議員の方のTweetによれば、東京都において認証保育園に対しても利用者負担軽減対応の制度がきちんと決まっているようなので、あとは各自治体がこの制度を理解して、認証保育事業者にきちんと認知させることで、現在曖昧になっている事業者も「返金します」と明言できるようになると思われます。

ですので認証保育所も、おそらく認可保育所と同じく返金されると思っていてよさそうですね。

認可外の保育所は?

認可外(無認可)保育所については、返金されないといった声が多いようです。

認可外については国や自治体が絡んでいない完全な民間契約のため、補助制度が設けられていないのですね。

また、最初は返金なしとしていた認可外事業者も、利用者からの声が集まり返金するとしたケースもあるようです。

そして認可外保育所についての利用料返金については、自治体によって対応に差が出てきており、

練馬区では独自の対策が講じられているようですよ!

素晴らしいですね、練馬区!

この状況、利用者も大変辛い状況ですが、保育所事業者側も大変な状況のようです・・・

こういったときに「認可」「認証」「認可外」で大きく違いが出てくるのですね・・・

本当に大変な状況になってまいりました。

私も先の見えない不安なときですが命があることにまずは感謝し、今目の前のできることをひとつひとつ淡々とやっていきたいと思います。

まとめ

ということで今回は『と題しまして、という疑問について、みなさんの実態を調査してまいりました。

国や都道府県から認可、認証を受けているかそうでないかで、大きく対応が分かれることがわかりましたね。

少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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