こんにちは、KAORUです。
先日の台風19号では河川の氾濫が相次ぎ、日本各地で水害、停電、断水が発生しました。
今現在も避難生活を強いられている方、停電・断水により生活自体が困難な状況にある方が大勢いらっしゃいます。
特に断水は、命に関わる問題です。
飲み水がなければ生きることができません。
水は、何よりも優先して確保しなければならないものだと思います
そんな中、信じられないニュースが飛び込んでまいりました。
神奈川県の山北町で、自衛隊から運ばれてきた給水車3台分の水が捨てられるという前代未聞の事態が起きたというのです。
どうしてそんなことが起こっていまったのか?
今回は『』と題しまして、神奈川県知事が自衛隊給水を捨てたとは?黒岩祐治知事の経歴と評判についてまでお届けしたいと思います。
それでは本題に入らせていただきます。
神奈川県知事が自衛隊給水を捨てた?
ことの発端は、山北町の職員が駒門駐屯地(静岡県御殿場市)の陸上自衛隊に「給水車を要請するかもしれない」と連絡をしたことから始まりました。
それを受けた陸上自衛隊は、
・給水車3台を午前6時に出発させる
・県知事から防衛相に自衛隊の派遣要請をする必要があるので、町は県に依頼してほしい。
との旨を山北町に連絡しました。
要するに「一応手続きがあるのでそれにのっとってほしい。でも緊急事態だから、手続きを踏む前にもう給水車を出発させますね」という臨機応変な対応を自衛隊側はしてくれたんですね。
それなのに!せっかく自衛隊が臨機応変な対応をとってくれたのに!!
山北町から神奈川県に依頼をしたところ「マニュアルに当てはまらないから派遣要請できない」
と返ってきたそうです。
派遣要請はどうしようもなくなったときの最終手段だが、山北町はそれにあてはまらない。というのが理由だそう。
でも自衛隊はすでに給水車を出発させていたので13日午前7時前には山北町に到着。
その状況でもかたくなに県が要請しないと言い張ったため、
給水車3台分の水が山北町長の目の前で捨てられたのだそうです・・・!!!
困っている人がこんなにたくさんいるのに。
日本全国で水不足になってるわけじゃないのに。
大変な地域に持ってきた水をなんで捨てる?
その後、県が別途手配した給水車2台が到着したのは13日午後だったそうです。
この経緯、誰が聞いてもおかしいと思いませんか?
いろいろな手続きって確かにあると思いますが、すでに運ばれてきた水ですよ。
捨てることないですよね?
なんでもかんでもルール!手続き!って。
『臨機応変』て時には必要ですよね?
一部報道では、「県は、県民の安全よりも"メンツ"を優先させた」ともあります。
本当に残念なことですね。
今回の対応の、責任者はやはり神奈川県知事ということになるでしょう。
現在の県知事である黒岩祐治氏はどんな人物なのでしょうか?
黒岩祐治氏の経歴と評判は?
国民民主党は6日に開いた総務会で、2019年3月21日告示4月7日投票の神奈川県知事選で現職の黒岩祐治(くろいわ ゆうじ)さんを推薦することを決定しました。 #国民民主党 pic.twitter.com/ECcLneWgEr
— 国民民主党 (@DPFPnews) March 6, 2019
黒岩祐治(くろいわ ゆうじ)氏は現在65歳の元ニュースキャスターです。
昭和29年9月26日生まれ(兵庫県神戸市出身)
昭和43年 兵庫県芦屋市立精道小学校卒業
昭和46年 灘中学校卒業
昭和49年 灘高等学校卒業
昭和55年 早稲田大学政経学部卒業昭和55年 (株)フジテレビジョン入社
平成21年 国際医療福祉大学大学院教授に着任
平成23年4月 神奈川県知事に就任
引用元:神奈川県公式HP
フジテレビの日曜朝の「報道2001」のキャスターを務めていたこともあります。
経歴を見るとやはりものすごく優秀な方ですよね。
知事になってからの功績はこちら↓(公式HPより抜粋)
▪太陽光発電やスマートハウスの普及を積極的に推進し、「屋根貸し」事業の導入促進や「複数戸による全額買取」など、神奈川発の提案によって政府の制度を先導し、安心できる新たなエネルギー体系を構築。県内太陽光発電導入量は約5倍以上に。
▪ 全国自治体初の犬・猫の殺処分ゼロを達成。
▪ 超高齢化社会を乗り切るための政策「ヘルスケア・ニューフロンティア」を世界に向けて発信。国が指定する国家戦略特区に全国で唯一、全県域が対象として指定され、最先端医療の追求や未病を改善する取り組み、介護・医療など生活支援ロボットの実用化などを強力に推進。シンガポールや米国マサチューセッツ州、メリーランド州、ハーバード大学、スタンフォード大学などと連携協力に向けた覚書を締結。▪ 2019年ラグビーワールドカップの競技開催地誘致に成功。
▪ 2020年オリンピック・パラリンピックの競技開催地誘致に成功。
▪ WHO(世界保健機関)のマーガレット・チャン事務局長と会談。高齢化分野・保健分野等での連携強化に向けて協定を締結。
▪ 「セレクト神奈川100」県外・国外からの企業誘致100件の目標を達成。引用元: 神奈川県公式HP
このほかにも多くの取り組みをしていらっしゃいます。
詳しくは神奈川県公式HPをご覧ください。
すでに3期目を迎えていますし、県民からの信頼は厚かったのではないかと思いますが、どうして今回のようなことが起きてしまったのでしょうか。
黒岩知事の評判についてはこのような記事を見つけました。
黒岩祐治知事は方針を曲げることがめったになく、その強い意志は「リーダーシップがある」と評価される。一方で「中身がない」「詰めが甘い」との批判も少なくなく、言葉を先行させる手法は時に混乱と軋轢(あつれき)を生む。
引用元:東京新聞
元宮城県知事の浅野史郎氏は、「 黒岩知事はアピールがうまく、県民にも仕事内容が伝わっている 」と評価していました。 (引用元:東京新聞 )
信念や高い志を持っている一方で「方針を曲げることが滅多にない」という評価から、よく言えば「強い信念がある」、悪く言えば「頑固」なところがあるのかもしれません。
今回の騒動で黒岩知事が批判されていますが、今まで取り組んでこられた功績などすべてが批判の対象とならないように世間では見てほしいなと個人的には思います。
黒岩県知事のご家族の方々もきっと辛い状況に陥っているのではないでしょうか。
今回の対応は信じられない対応だったと思います。
近いうちに黒岩県知事自ら、今回の騒動に対して何かしらの発信があることを期待します。
まとめ
ということで今回は『』と題しまして、神奈川県知事が自衛隊給水を捨てたとは?黒岩祐治知事の経歴と評判についてまでをお届けしてまいりましたがいかがだってでしょうか?
被災地の方々が一刻も早く日常生活を取り戻せるよう、お祈りいたします。
それでは本日はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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